おもちゃの選び方 仕掛けおもちゃ、複雑なおもちゃ 和久洋三
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子どもが喜ぶおもちゃが良いおもちゃとは限りません
和久洋三
2 仕掛けおもちゃ、複雑なおもちゃ
動く、音が出る、光る、電子仕掛け、機械仕掛けなど、複雑なおもちゃは最近ますます増え、おもちゃ売場でも子どもの心を捉えているようです。 しかし、こうしたスイッチひとつで動いたり、鳴ったり、光ったりするものは、遊び方が決まっているので自分で工夫して新しい遊び方を発見することがほとんどできません。自ら積極的に関わる余地のないおもちゃは遊びが次第に受動的になり、子どもの自発性や能動性が開発されません。何回か遊ぶうちに答えが見えてしまうので関心もしだいに薄れていきます。 また、かりに壊れてしまったらやっかいなのも、これらのおもちゃです。修理するより新しいおもちゃを買い与えてしまう場合が多いのではないでしょうか? 構造が精巧であればあるほど家庭でなおすことが難しくなってきますし、メーカーに送ったりする手間を考えたら別のものを買った方が早いと考えてしまうのも、忙しい親の立場からしてみれば、しかたないかもしれません。でも、これでは子どもの「もの」に対する愛着は湧いてきません。次から次へと別のものに興味が移り、結果的にひとつのものを使い込む、大切にするという心が失われてしまいます。 みなさんは、お子さんにどのようなおもちゃを与えていますか。またどんな基準でおもちゃを選んでいますか? 童具についてふれる前にまず、子どもが喜ぶおもちゃについて考えてみましょう。
Last Update 2008.07.29 Copyright (C) 2001-2007 Daccord.Inc. All Rights Reserved
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